Someone Like You

リーダーシップの旅に出ている彼。 『社会の役に立ちたい』 もがく、とある日本の若者。不定期に書評とか戯言とか。

チャンスを呼び寄せる人

 

チャンス=自分の節目

 

受験や就職活動を終え、決まった人生の節目や機会がない中で、

自分の人生を選択し変化をつけていく人がいる。

 

一般的には結婚や異動・転勤、出産などが人生の節目となり、

それを契機にコミュニティが変わり、意識や行動が変わる事が多いだろう。

 

しかし一方で、必然的な変化ではなく、

自ら主体的に人生に変化をつけ、自ら自分の人生に彩りを与える事ができる人。

 

彼らの特徴は一体どんなものだろうか。

別に何か哲学的なことや、思想論を語るつもりはなく、

行動特徴として目新しいものがあるとすれば、

それは形式的に他人にも提供する事ができるのではないだろうかと考えたわけで。

(何か石やブレスレットを売るつもりもありません・・笑)

 

大きくは2つの行動特徴があると考えている。

 

新しい何かに挑戦をし、うまくいかなくても続けている人

 

挑戦というと少し堅苦しいが、

結局は自分の日々の生活や思考習慣を少し変えてみることをやっているかいないかで、

その後の生活が少しづつ変わってくる。

 

例えば、今までブログを書かなかった人が、

文章を書いたり、それを人様に晒す事で

 ・文章力が変化、向上する(評価をもらったり、自分の文章力に気づく)

 ・他人に影響を与える(文章そのものや、書いていること自体に対して)

という事象が生まれる。

 

ブログを書くことが習慣になると、誰かしらその更新を楽しみにする人がいて、

内容によっては、一緒にやろう!いつも応援している!といったポジティブな反応が起きてくる。

もちろん逆の反応も然りではあるが、何か社会に対して影響を与えていることは確か。

 

大抵の人は、うまくいかなかったり、思い通りにいかないとその行動すら止まってしまう。

そこで行動や習慣を止めない人だけが、

新しい風を感じ、新しい道へと進んでいくことができる。

そう考えるわけです。

 

人に貢献できる

 

これは僕の持論ですが、

結局、何か機会が舞い降りてくる人って、

自分以外の誰かから、自分に渡すものがあって、

それをいただいて、ちゃんと結実できた人が「チャンスをものにできた」と思う。

 

つまり、起点は自分以外の誰かがいる。

もちろん自分の努力だけで何かと獲得する人はいるだろうけれど、

その努力の原動力だったり、獲得したいものに気付いた理由って、

巡っていくと自分以外のところにあった人が大半なんではないだろうか。

 

となると、自分以外の誰かが、今の自分に何を与えてくれるのだろう。

そして何かを与えたい人って、どんな人だろう。

 

これも持論ですが、

結局、自分に何かを与えてくれた人だったり、強烈に自分の印象に残っている人、

なのかなと感じている。

 

後者の場合は変な話、実力が伴っていなくても「これだったらあの人にお願いするといいかな」と思ってくれさえいい。

でもその後が続かない。

 

であれば、前者はどうだろう。

返報性の法則ともいうけれども、「好意には好意で報いる」「受けた恩は必ず返す

「そっちがそう来るなら自分も・・」といった行動に見られる、

もらいっぱなしの状態を居心地悪く感じる心理は実際にある。

お返しをせずには居られない心の状態。

 

もちろんこの状態を利用(悪用)するわけではなく、

何か特定の目的のために貢献をしたほうがいいという話でもない。

 

日々生きている中で見返りを求めず、

自分の価値を最大限発揮できるよう考え、行動し続けることが、

いつかの返報につながってくるのではないか、と言いたいだけである。

 

実際、僕にとって、

「このチャンスは自分の人生を変えるかも」

「これをやってみたかったんだ」

と思える話は大体「あなたがぴったりだと思って声をかけてみた」という切り口から、

話をいただくことがほとんどである。

 

勿論、僕もまだまだなのであるが、

物事がうまくいかないと感じている時こそ、

興味の輪を少し広げ、困っている人を助けたり、自分が得たものを他の人に分け与えたりすることが、

ひいては(いつかはわからないが)巡り巡って自分に返ってくる。

 

そう考えただけでも、瞬間的な損得判断がいかに不毛かなのかが見えて来る。

 

常に自らの価値を高めつつ、外を向いて生き続けたい。