はじめての転職
2009年に入社した(株)リクルート及び(株)リクルートマーケティングパートナーズを、本日2016年2月29日付で退職をし、
明日2016年3月1日より(株)トライフォートという会社で働くこととなりました。
約7年間、営業から始まり、営業推進、人事企画、採用、事業開発、事業企画、経営企画と様々な役割・役職を経て、
ハイパーゼネラリスト(広く浅い人)になりました。
今後はそれらのバックボーンをうまくミックスさせ、
社長を全面サポートする役割でベンチャー企業へ転身することにしました。
(要は何でも屋です。事業開発、組織開発、なんでもやります。)
将来的には、
COO/CHOの役割で会社を牽引し、関係する市場をグロースさせていく所存です。
決まってみれば、なんて苦労もなく、
むしろこれから何してやろうか、うずうずしているのですが、
自分でも、転身が決まるまでは結構時間がかかった印象です。
意思決定できなかった背景としては、
・結局自分は何をしていたいのか?(少なくともあと5年くらい)
・今の自分は何が好きなのか?(何をしている時間が最も楽しいのか)
これらの答えを自分なりにシャープに持てるまでに時間が必要だったのです。
意思決定を邪魔する要因はいくつかありました。
・過去の自分が決めた約束(起業するって言ってなかった?)
・選択肢の不確実性(安定を捨ててまで勝ち取りたいことって何?)
・何をするより、誰とするか(と思っても「縁」ってその辺には落ちていないもの)
これらに対して、明確に対峙・対応できる自分になるまで時間がかかりました。
たぶん3〜4年くらい、見えない敵、自分の中にいる自分と戦ってきました。
結局のところ、自分は、
「あなたがいてくれたおかげ」
といろんな場面で言ってもらえる、そんな人生を歩みたいんだと思っています。
そう思ってくれる人はどこにいるか。
それは一緒に汗水流した仲間・チーム・組織だろう。
ともに苦労をし、ともに喜びを分かち合ったからこそ、
この言葉にもより意味・重みが増してくる。
いい組織・いい集団を作り、
そこから多くの人が成長し、進化し、その場を巣立ち、その後もさらに進化し続ける。
そんな組織からは、常に多くの事業・サービスが生まれる。
このエコシステムこそが、社会に価値を出し続けることができる。
いい組織・いい集団を作るためには、
ビジョン・ミッション・バリュー・ルールが必要である。
それらがうまく噛み合ったとき、多くの価値が生まれる。
そんな渦中にいる人々は、最高の時間を過ごすことができたと、
生涯に渡って、自分を鼓舞し、幸せを実感できると信じています。
「あなたがいてくれたおかげ」
こう思ってもらえるためにも、
誰よりも努力し、誰よりも力をつけている必要がある。
誰よりも考えを巡らせ、身体を使い、真実を見続ける必要がある。
ビジネスという一つの競争ルールの中で、
絶えずいい組織を保ち続けるためにも、自分が率先して進化していく。
世の中は、絶えず変化している。
人間にその変化を止めることはできないが、
変化に対応し、さらに変化を推進することはできる。
今後の5年間は、
新しい組織にて、自分の成長と会社の成長を完全リンクさせ、
最高の組織を作るプロセスを、必死になって辿っていくつもりです。
勝手に「創業から次のステージへ。第2章の幕開け」とストーリーテリングするつもりです。
そのためにも、
組織のメンバーは、常に挑戦心を持ちながら、日々の仕事にチャレンジし、
組織のコアを生かした、事業・サービスをどんどん作り出し、
事業・会社をより大きくし、社会からも凄い会社と評価され、
「働いてみたい会社」「卒業生が活躍している会社」にしていこうと思っています。
そこまでたどり着いた時、
また新しい何かが見えてくることでしょう。
その時を楽しみにしながら。
通勤1時間半、がんばろ。