Someone Like You

リーダーシップの旅に出ている彼。 『社会の役に立ちたい』 もがく、とある日本の若者。不定期に書評とか戯言とか。

何をギャップフィルしているか?

 

久々にいい講演記事を読んだ。

 

logmi.jp

 

最近、ソフトバンク経営陣の著書を読む機会が増えて、

SB社の凄みをじわじわ体感しているところ。

 

身の回りのいけてる先輩も、何名かSB社の中枢に転職したことも相まって、

最近要注目している。

 

グーグル、ヤフーもしかり、少し前のDeNAリクルートもしかり。

やばい会社には、異常な人たちがたくさんいて、

彼らが切磋琢磨(正確にはただ戦い合っているだけ?)しているからこそ、

その場にいる全員が成長し、次のステージに進んでいく。

 

 

そこにいる人たちは、仕事を猛烈に楽しんでいて、

それは役職とかももちろん大事だけど、

それ以上にやっている仲間や仕事そのものが、とてもダイナミックで刺激的。

 

 

共に最高のものを作ろうとするからこそ、ストレスも大きいわけだが、

達成感や充実感が大きいのだろう。もちろん成長実感も。

 

この記事の中にも記載があるのだけど、

成長を実感する上で、とても大事な考え方があると改めて感じた。

 

それが「ギャップフィルを意識すること」である。

 

満足したら終わり

熊谷正寿氏(以下、熊谷):そういう意味では、自分を高めるための課題をどんどん行くといいんだろうね。やっぱり。

川邊:そうそう。環境ですね。

熊谷:満足したら終わりだと。

川邊:満足したら終わりですね。本当に熊谷さんのおっしゃるとおりだと思っていて、常にギャップがあるんですよ。ソフトバンク・ヤフー用語だとギャップを埋めることを「ギャップフィル」っていうんですけど、久々にグループ内の人と会うと「今、何をギャップフィルしてんの?」って必ずそういう話になる。

岡島:ドMな会社ですよね。

川邊:そうそう。何のギャップをお前は埋めてるんだと。そういう話しかしてないわけですよ。そういう環境に身を置けば、皆さんほどの胆力はつかないですけど、少なくとも何かやろうっていう。

岡島:しかも、先ほどの運動でトレッドミルの角度が上がっていくじゃないですけど、どんどん険しい山になっていくってところですよね。

川邊:大変なことになってるわけですよ。だって、営業利益倍って大変ですよ? 一生懸命逆算してやってますけど。そういうのを考えながら、僕の場合は背景が大変なことは正直あんまりないので、高い挑戦を自分から掲げてなんとかやっていく。それをまったくほめてくれない周りのすごい人たちと、またやりあうと。

 

(後振り返って)自分が成長実感があるときは、

必ず誰かとこのギャップを一緒に確認し、埋めに行っていた実感がある。

 

この言葉自体を使っていたわけではないが、

 今一体何を目的に活動をしているのかを定め、

そこに最短で近づいていないと安心することができなかった。

 

 

いかに自分にとって、安心できないギャップフィルを設定できるか。

できないと思ってしまうことをできるようにしていくことが、

今の自分にとって必要なのだろう。

 

自分の限界を決めるのは、いつも自分。

自分がその限界や登る山の高さを大きく捉えることができたとき、

自分の成長も付随してくる。

 

止まったらいけないわけですね。