Someone Like You

リーダーシップの旅に出ている彼。 『社会の役に立ちたい』 もがく、とある日本の若者。不定期に書評とか戯言とか。

自分ができないということを自覚した人の強さ

 

人間は、誰しも、自分は出来ていると思い込む。

自分は優秀であり、間違いは起こさないと、大小あれど思い込んでいる。

 

心理学では、人には「自分は平均より優れている」という思い込み(優越の錯覚)があることが知られている。

最近では、この錯覚が脳内の異なる部位の連携の強弱や、神経伝達物質に影響されることも研究で分かっているくらい。

 

人間は、欲求が満たされると、途端に行動量・思考量が減っていきます。

よく「日本の若者は常に満たされているから、ハングリー精神が〜」とかいう大号令はまさにこういうことを根拠にしている。

日本で使い古されたマズローの五大欲求で表せば、

の安全欲求までは満たされているわけだ。

 

ここまで何を言いたかったかというと、

結局は「欲望が満たされた瞬間、人間は止まる」ということだ。

 

欲望が何であれ、人間は行動している=欲望を満たそうとしている訳で。

 

ということは、

欲望が何かを明確化・可視化することで、行動を計画・仕組み化できるということ。

 

そこで、自分がもっと頑張るために必要な施策を考えてみた。

 

1)自分より凄い人達と会いまくる

2)自分が興味あるくせに、全然やったことないことに挑戦してみる

3)自分を必要とされる環境を自分から作る

 

整理のために、まとめてみた。

 

1)自分より凄い人達と会いまくる

自分の欲求として「こんな人みたいになりたい」という欲がよく出てくる。

起源はドラゴンボールのセルや魔人ブー。彼らは敵のことを吸収して、その能力をラーニングする。ある意味、効率的な方法である。

自分が回り道せず、その人が得た力をそのまま吸収する(実際の世界では、成果が出るプロセスだけ真似る)あの考え方は、今でも衝撃として残っている。

効果と効率を考えたら、間違いない考え方だ。

 

そこで、今の自分はどうかというと、誰かから強烈に学びたい!と思える人達と生活をしていないかもしれない。

自分が欲してる能力が見え始めているだけに、そこに注力をしたいのだと思う。

そして何より自分が成長をし始めている証拠。

 

もう一段二段と進化していくためにも「この人にはかなわんけど、この人を超えたい、ついて生きたい」と思える人といかにに多く出会えるか。

 

2)自分が興味あるくせに、全然やったことないことに挑戦してみる

 

社会人も6年目を迎える手前、そろそろ何が出来て何が出来ないかは、整理できてきた。

・興味のあること×経験あり

 → 折衝・交渉/アイデア・企画を考える/人の心理を考える/生きやすい環境作り/人の集まる場所作り

興味のあること×経験なし

 → リーダーとして意思決定をする/会社を始める/スポーツの事業に携わる/海外での生活/お金稼ぎ などなど

興味のないこと×経験あり

 → 収支計画を作る/企業再生っぽいこと/停滞期の職場/独りで黙々とやること/変化のないこと

興味のないこと×経験なし

 → わからん

 

この興味はあるけど、経験していないことをどんどんと出来る環境で自分をいかに苦しませ楽しませるか、が人生の充実具合に関わるのでないかと。

 

3)自分を必要とされる環境を自分から作る

 

人として、求められる存在でいたい。そりゃそうだ。

自己貢献欲求も人一倍あるし、自己効力感を持っていたい。

 

ただ、今の自分がどういったものなのか、何の役に立つのか、明確にしておくことが必要とされる。

自分はどんなやつなのか、どこだったら役に立てるポテンシャルはあるのか。

競争もいいけれど、オンリーワンもいいけれど、今の自分を認めてあげれることも必要なんだなと、最近思う。

 

そんな場ってなんだろう。

 

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そろそろ退職→起業がリアルになってきた。

どこで言おうかな。