自分の経験をどう評価するか
最近、たまたまではあるが、キャリアの相談をされる機会が増えた。
学生が就活をする、同世代が転職活動・起業検討をしている、などなど節目の人から相談してもらえるようになったということで、少しは成長したのかなと。
ただ、相談してもらうということは、何かしたら特定の欲しい回答なるものがあるが故に、相談していただいているのが大半だ。
だからこそ、その回答はいったいなんなのか。を考える必要がある。
大きなものの一つとして、
・自分の経験を、どう人に伝えるのか。相手は今の話を聞いてどう思うのか。
にみんな悩んでいるように思える。
初めて会った人に対して、自分の経験をどう伝えるか。
相対感がない中で、自分の経験を相手がどう解釈するかが分からない。
仮にどう解釈されるか分かっていても、戦略的にどう会話をすればより良い印象を持たれるか分からない。
そういったことに通じる相談が多い。
つまるところ「自分の経験をどう評価するか」に尽きる。
自分の評価を、適切に査定するのは難しい。
まず、絶対的に、人間というのは「自分が一番優秀」だと思っている。
自分は正しいことを言う生き物だと思っている。
加えて、自分の達成してきた物事が、どう評価されるのか、そのときに相場と状況で判断されいているため、評価をする環境が変わった時、どう再評価をされるか知らない。
自分がやってきたことは素晴らしい、と思っていたが、外ではどうか。
という問いに、自信を持ってこらえられない。
この状況はある意味仕方ないとはいえ、問題ではないか。
そこにある程度の新しい気付きと、それをふまえてどう過ごせばよいかのコンサルティングは、需要がありそうだ。(=今のプレイヤーでは満足させることができていなそうだ)