発信するということ
「やることが決まったら、それに向けてどんなキャリアが必要か、考えてみるといいよ。」
先日、とあるベスト―セラー作家の方より時間を頂き、こんな言葉をもらった。
開沼 博 氏
- 作者: 開沼博
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2011/06/16
- メディア: 単行本
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うっすらとだけど、行く道筋と、必要な力が見えてきた中で、
それらをすべて獲得するため、もっと近道するために必要なステータス、キャリアはどんなものか、考えろということだ。
彼は、いろんなメディアに意見書きをしているライターなので、
「俺だったら●●な現象をこういう風に書くな」
「君にはそれ以上の視点を持ち合わせているでしょ」
「最後は専門性だよ。これがなきゃ人は見てくれない。逆にあれば盲信的に信じてくれる」
と1時間の約束が、結局2時間半も、キャリア相談に乗っていただいた。
(本当はそんな話ではなく、彼の思考の筋を観察したかったのだが…)
オリンピックの話
海外と日本社会の対比の話
社会のパラダイムがシフトし始めているのではないかという話
一様性の社会について、疑問についてなど、
最近の頭の中を洗いざらい語った。
彼自身も、自分の価値観と共鳴する部分があったのか、
いい記事になれば、彼のメディアにも掲載いただけることを約束いただいた。
ライターとして、自分の思考を世間に見てもらおうと思う。
見てもらわないと反応が分からないし、なにより筋がいいかどうかも定かではない。
自己満足では終わりたくなし、いろんな人のプレッシャーは適度に受け続けたい。
そして、考えた。
私には、何が書けるのだろう。何を伝えられるのだろう。
書くこと、伝えることは目的ではない。
ただ、伝えられるだけの人間になることは、必要条件だろう、と。
いい話になるといいな~
そして、何を書こう。そこから始まりだ。