Someone Like You

リーダーシップの旅に出ている彼。 『社会の役に立ちたい』 もがく、とある日本の若者。不定期に書評とか戯言とか。

ワクワクする世界

 

新しい試みの開始から約2ヶ月。

 

一つ区切りができた。

検討するはずだった案件は、実施優先順位が低いと判断。

 

・人材や時間資源配分

・短期的な収益性

 

以上の観点から、可能性が低いと判断し、

検討を一次休止することに。

 

論理的に考えて正しい判断。

ただ、これこそが、チャレンジできない組織の典型であり、

自分はまさに今そこにいて、

何も提言できない人材であることが、ここにより確かになった。

 

 

「なぜ新規事業を検討することになったのか」

「新規事業に投資しない、成熟期における企業はどういった末路にいたるのか」

「世の中の変化に対して、どのように反応しているのか」

 

 

これらのクエスチョンに対して、改めて立ち返ったときに、

答えに窮する決断をしている。

 

そこには成長プランはなく、いかにして現状を維持するか。

結局そこに落ち着く。

 

これが”普通の組織”がやることなんだろう。

そして、そこに座っている自分も”普通の組織の人”なんだろう。今は。

 

そんな日の夜に、有望な後輩と食事に。

互いの業務の話をしながら、将来の行く末の話に。

 

彼はいわゆる「山登り型」の人。

将来なりたい姿が明確で、そこに対するプロセスも明確。

 

そんな彼からすると、私のいわゆる「川下り型」のキャリア観は、

煮え切らないものなんだろう。

 

そんな彼に言われた言葉。

 

「もっとワクワクする夢とか将来に向かって、

可能性は分からないけど、そっちに時間かけて、頭使った方が楽しくないですか?」

 

 

自分の人生についての指摘にもなるが、

まさに今日、一会社の中で起きた判断にも近いメッセージを感じた。

 

今週末、じっくり考えてみたいと思う。